レッズ秋山、自虐ネタで笑い誘う 初打席初安打初打点にも「筒香のほうが数字取れた」

MLB初打席初安打を放ったレッズ・秋山翔吾【写真:AP】
MLB初打席初安打を放ったレッズ・秋山翔吾【写真:AP】

6回に代打出場、慣れない左翼守備でも存在感を見せた

■レッズ 7-1 タイガース(日本時間25日・シンシナティ)

 レッズの秋山翔吾外野手が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたタイガース戦の6回に代打出場。中前適時打を放ち、メジャー初打席初安打初打点を記録した。記念すべきメジャーデビューに、試合後には様々な思いを饒舌に語った。

 4-1で迎えた6回2死一、二塁の場面で1番・アービンの代打として打席に入った秋山は、2番手右腕シスネイロの6球目、96.2マイル(約154.8キロ)を中前適時打とした。8回2死の第2打席はニゴロで、2打数1安打1打点。7回守備からは左翼に入り、8回の守備ではカストロの左越えへの飛球をフェンスにぶつかりながらも好捕。西武時代は主に中堅だったが、守備でも存在感を見せた。

「アピールしなきゃいけない立場。スプリングトレーニングでのヒットだったりホームランだったり、メディアの方に取り上げていただいてたんですけど、結局これは全部記録に残らないんだよなと思いながらやってた。今日のヒットは記録に残るヒット。これでようやくメジャーの選手になったというか、後から秋山を説明するときに覚えておいてもらえるヒットになったんじゃないかなと思います」と秋山。打席での感触については「たまたま前に飛んだのがいいところにいった。打ったというより飛んだという感じ」と語った。

「代打で出たのも何年ぶり、レフトの守備も覚えてないくらい何年ぶり。打ったのに守備でダメだったとはなりたくない。僕らしいというか、形になってよかった」とメジャーデビューを振り返った秋山。会見の最後には「僕が担当だったら筒香の試合のほうが数字取れたかなと思いますけどね(笑い)。ホームランでしょ? どうやら聞くところによると」と“自虐ジョーク”を飛ばして笑いを誘っていた。

(Full-Count編集部)

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