大谷翔平、27日の復帰登板へ心境明かす 693日ぶり公式戦へ「不安も楽しみもある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

27日のアスレチックス戦で693日ぶりに投手として復帰する大谷

■アスレチックス – エンゼルス(日本時間26日・オークランド)

 エンゼルスの大谷翔平投手は26日(日本時間27日)のアスレチックス戦で先発し、693日ぶりに公式戦に登板する。25日(同26日)の同戦前にはオンライン会見に臨み、復帰登板に臨む胸の内を明らかにした。

 2018年10月に右肘のトミー・ジョン手術を受けた大谷。公式戦のマウンドは同年9月2日(同3日)のアストロズ戦以来で、術後初となる。サマートレーニングでは紅白戦でしか登板しておらず、他球団の打者相手に投げるのも初めてとなる。

 2年ぶりとなる公式戦登板に「何も感じない事はない。不安もあるし、楽しみもある。観客いなくて特殊だと思いますけど、緊張すると思うので、その中でも楽しみかなと思います。デビュー前はどれくらいできるのかなというのにフォーカスしていましたけど、今はどれくらい自分が持っているものを取り返せているのかなと思っている」と語り、登板前日の心境を語った。

 24日(同25日)の開幕戦では初打席で初安打を放ちながら、終盤のチャンスで凡退。チームも白星を逃し「ヒットが出てくれたのは気持ち的にはいい事じゃないかなと思います。チャンスで1本出ていれば勝てていたと思うので、そこは反省かなと思います」と語った大谷。この日は、翌日の登板に備え、スタメンから外れている。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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