大谷翔平、今季初4番スタメンで逆転1号3ラン 打者4戦16打席目で322日ぶりの一発

「4番・DH」で先発出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
「4番・DH」で先発出場しているエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

前日180キロ適時二塁打で復調の兆し、初回は惜しい右直だった

■エンゼルス – マリナーズ(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、本拠地マリナーズ戦で「4番・指名打者」で先発出場した。今季4試合目の打者出場で初の4番スタメン。4回の第2打席で今季初本塁打を放った。

 初回1死一塁は2年目右腕ダンの球を捉えながらも右直だった。待望の今季1号は今季16打席目で生まれた。1点を追う4回無死一、二塁、2ストライクから内角低めカーブを捉えて逆転の3ラン。右翼席に飛び込む一発は、打球速度101マイル(約162.5キロ)、飛距離402フィート(122.5メートル)、打球角度27度だった。本塁打は昨年9月11日(同12日)の本拠地インディアンス戦以来322日ぶりだ。

 大谷は本拠地開幕となった前日28日(同29日)のマリナーズ戦で「5番・指名打者」で先発出場。6回の第4打席で中越え適時二塁打を放ち、出場2試合ぶりの安打、今季初打点をマークした。試合前まで今季は14打数2安打の打率.143、1打点だった。この日の試合前練習では25スイングで12本の柵越えを記録。二刀流復活へ狼煙をあげる一撃となった。

【動画】ついに飛び出した! 大谷翔平が放った今季初本塁打の映像

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY