田中将大、2回まで無失点と上々の立ち上がり 頭部打球直撃を経て今季初登板
2回までに3K、ヤンキースは大量5点のリード奪う
■ヤンキース – Rソックス(日本時間2日・ニューヨーク)
ヤンキースの田中将大投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのレッドソックス戦に今季初先発した。初回いきなり2三振を奪うなど、2回まで無失点の上々の立ち上がりとなった。
田中の注目の立ち上がり、先頭のベニンテンディを低めのスプリットで空振り三振に仕留めた。続きピラーは三塁寄りに敷いた守備シフトの逆を突かれて一、二塁間を破る右前安打を許した。ただ、デバースを高めの真っ直ぐで空振り三振、ボカーツを中飛に打ち取った。走者を出したものの、無失点で初回を終えた。
2回もバスケスに安打を許したものの、無失点に抑えた田中。ヤンキースは初回にジャッジが4号ソロを放って先制すると、2回にはウルシェラがグランドスラムを放って4点を追加。大量5点のリードを奪って、田中を援護している。
サマートレーニング中の7月4日(同5日)の打撃練習での登板中にジャンカルロ・スタントン外野手の打球が頭部に直撃した田中。軽い脳震盪の症状があったため、その後は慎重に調整を進め、この日、今季初登板を迎えた。頭部を守るため、プロテクター入りの帽子を着用して、マウンドに上がった。