菊池雄星、今季初勝利の権利持ち降板 6回3安打無失点9Kの好投

アスレチックス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
アスレチックス戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

6回無死一、二塁のピンチを招くも、2連続三振などで凌ぐ

■マリナーズ – アスレチックス(日本時間2日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が1日(日本時間2日)、本拠地でのアスレチックス戦に先発し、今季初勝利の権利を手にして降板した。今季2度目の先発マウンドで圧巻の投球を展開。6回までアスレチックス打線を3安打に封じ、リードを守ったまま降板した。

 菊池が快投した。初回、セミエン、ラウレアーノから三振を奪い3者凡退の立ち上がり。2回もオルソン、ピンダーから三振を奪い、2イニング連続で3者凡退に仕留めた。3回に三塁内野安打でこの日初ヒットを許したが、続くマーフィーを二ゴロ併殺打に打ち取った。

 4回も3者凡退、5回も走者を1人出したものの、遊ゴロ併殺打で切り抜けて無失点で切り抜けた。6回には先頭のデービス、続くピスコッティに連打を許して無死一、二塁のピンチを招いたが、マーフィー、セミエンを連続三振。チャップマンを三ゴロに仕留めて窮地を脱した。

 マリナーズは3回にシーガーの適時打で2点を先制。菊池は2点のリードを保ったまま、今季初勝利の権利を持って6回で降板した。菊池は今季初先発だった7月26日(同27日)のアストロズ戦は3回2/3を投げて5安打4四球でノックアウトされており、今季初勝利をかけて、この日のアスレチックス戦のマウンドに上がっていた。

(Full-Count編集部)

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