大谷翔平は「とにかくもっと投げること」 エ軍投手コーチが挙げた投手復活への課題

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

エンゼルス・キャラウェイ投手コーチ、大谷の右前腕負傷は「予期できるサインは全くなかった」

 エンゼルスの大谷翔平投手が右屈曲回内筋群の損傷し、今季の残り試合は打者専念することに決まった。ミッキー・キャラウェイ投手コーチは8日(日本時間9日)の敵地レンジャーズ戦前にオンライン会見に応じ、チームが受けた衝撃を語ると同時に、今後のリハビリ予定や課題などを明かした。

 インディアンス投手コーチ時代にサイ・ヤング賞を2度受賞したクルーバーら複数の投手を育て上げたキャラウェイ投手コーチ。そんな名投手コーチも大谷の異変には気づかなかったという。

「そのようなサインは全く見られなかった。プロトコルに従って、彼はとてもよくやっていた。打撃のこともあるし、大変だったと思うが、彼は本当によくやっていた。今回の(怪我の)ことを予期できるようなサインは全くなかった。とても残念な出来事だが、彼はいずれ回復するし、今は、マウンドで見ることは出来ないが、打席で見ることが出来るので、それは我々にとってプラスだ」

 結果的にはわずか2登板で今季を終えたが、シーズン開幕前にはエース級の活躍が期待されていた。

「彼を失ったことは、とても大きな損失だ。とても、価値ある投手を失った。でもこういうことは起こる。克服するしかない。今の投手陣でそうできると信じている」

シーズンオフもリハビリ継続する見込み「自信を持って信じてやっていくしかない」

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