イチロー、代打安打のMLB新記録はならず 最終戦でタイ記録の可能性は残る

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

代打安打27本でMLB記録に「1」、大勝のマーリンズは2日に今季最終戦

 マーリンズのイチロー外野手は9月30日(日本時間1日)、本拠地ロッキーズ戦で代打で出場し、2打数無安打に終わった。今季、27本の代打安打を放ち、メジャー記録に王手をかけているが、この試合で並ぶことはできず。マーリンズは今季残り1試合となっているため、新記録樹立の可能性はなくなった。試合は10-2でマーリンズが快勝した。

 ベンチスタートとなったイチローは、8-2と6点リードで迎えた7回、この試合でシーズン200安打を達成した先頭ゴードンの代打として登場。1ボールから右腕ジョンソンのツーシームを打ち、遊ゴロに倒れた。

 今季代打安打数で両リーグトップを走るイチロー。ジョン・バンダーウォールが1995年に記録した28本のメジャー記録に「1」としていたが、この試合で並ぶことはできず。マーリンズは1日(同2日)に今季最終戦を残しており、記録更新のチャンスはなくなったが、MLB記録に並ぶ可能性は残されている。 

 イチローはその後、レフトの守備につき、8回にも好機で打席が回ってきたがニゴロ。9回にはライトへと回った。メジャー通算3080安打で、歴代21位のキャップ・アンソン(3081安打)にも「1」のまま。今季の打率は.256となった。

(Full-Count編集部)

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