スタントン、60発へ最終戦は1番で先発へ イチローも代打安打記録に「1」

マーリンズのスタントン【写真:Getty Images】
マーリンズのスタントン【写真:Getty Images】

史上6人目&9度目偉業に「1」、MLB公式サイトはイチローに記録にも注目

 マーリンズは1日(日本時間2日)のブレーブス戦で今季の全日程を終える。この一戦で、主砲ジャンカルロ・スタントン外野手が大台のシーズン60本塁打到達のために1番で出場するとMLB公式サイトが報じた。また、シーズン代打安打のMLB記録に「1」と迫っているイチロー外野手のバッティングにも注目が集まる。

 MLB断トツの59本塁打で最終戦を迎えるスタントン。2001年のバリー・ボンズ(73本)、サミー・ソーサ(63本)以来、17年ぶりの60本塁打に王手をかけている。ボンズ、マーク・マグアイア(2度)、ソーサ(3度)、ロジャー・マリス(61本)、ベーブ・ルースに続いて史上6人目&9度目の偉業達成へ、チームも“全面サポート”する予定だ。

 MLB公式サイトによると、ドン・マッティングリー監督はスタントンをリードオフマンとして起用することを明言。今季は主に2番として圧巻の打撃を見せてきた大砲だが、1打席でも多く回すために、1つ打順を上げるという。

 その他にも、マーリンズには個人記録がかかった選手がいる。9月30日(同1日)の試合でシーズン200安打に到達したディー・ゴードン内野手は、現在リーグトップの60盗塁。自身3度目の盗塁王へ向け、レッズの韋駄天ビリー・ハミルトンとは1差となっている。タイトル獲得なるか、記事でも特筆している。

 また、MLB公式サイトはイチローの代打安打記録にも言及。今季、球団記録を更新する27本の代打安打を放ってきたイチローは、1995年にジョン・バンダーウォールがマークしたメジャー記録の28本まで「1」。30日は代打の打席で遊ゴロに倒れ、新記録樹立の可能性はなくなったものの、並ぶ可能性は残されている。

 選手それぞれが自身の役割を果たし、勝利で飾れるか。プレーオフ進出はならなかったものの、マーリンズの今季最終戦には注目が集まることになる。

(Full-Count編集部)

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