直近7本のヒットがすべてHR　打率.158で一発量産のアスレチックス主砲に米注目

打率.158ながら3試合連続本塁打中、15勝6敗と快進撃のチームを支えている

■アスレチックス 7-6 ジャイアンツ（日本時間16日・サンフランシスコ）

　野球の華と言えばホームラン。アスレチックスのマット・オルソン内野手は15日（日本時間16日）、敵地ジャイアンツ戦の6回に8号ソロを放ち、直近7本のヒットをすべて本塁打とした。まさに本塁打だけを量産するアーティストに注目が集まっている。

　オルソンは1点ビハインドで迎えた6回無死走者なしの場面で、ここまで好投していたゴーズマンからバックスクリーンへ同点の8号ソロ。この一発で8月3日（同4日）のマリナーズ戦で単打を放って以降の直近7本のヒットがすべて本塁打となった。さらに12日（同13日）のエンゼルス戦からは3試合連続本塁打となった。

　この試合、9回3点差を逆転勝ちで制したアスレチックスは15勝6敗としてア・リーグトップの勝率.714と快進撃。14日（同15日）のジャイアンツ戦でも5点ビハインドの9回にオルソンの本塁打を皮切りに同点に追いつくと、10回に勝ち越すなどまさに勢いに乗っている。

　MLB公式インスタグラムは「マット・オルソンの最近の7本のヒット？　全部ホームランだよ」と全7発の動画を公開。打率は.158ながら豪快な一発でチームを支える主砲に、ファンからは「彼のスイングとフォロースルーが大好き」「メジャーナンバーワンの一塁手」「おかしい」「正気じゃない」「ホット」「ビースト」「打率は時代遅れの指標」「クレイジーな数値だね」とのコメントが寄せられている。