ダルビッシュ、メジャートップタイ4勝目 6回7奪三振8安打1失点力投で防御率1.80
4回無死満塁のピンチで投ゴロ、空三振、右飛と力投した 最速157キロ
■カブス 6-3 カージナルス(日本時間19日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は18日(日本時間19日)、本拠地のカージナルス戦で先発登板した。4回無死満塁のピンチを無失点に抑える力投を見せ、6回7奪三振8安打1失点。ヤンキース・コール、レッズ・グレイらと並んでハーラートップタイの今季4勝目をマークした。防御率1.80。チームは6-3で逃げ切り勝ちして2連勝。15勝7敗で地区首位をがっちりキープした。
走者を出しながらも粘りの投球が光った。初回は2死からゴールドシュミットに中前打を許したものの、続くカーペンターを見逃し三振。2回は1死から連打で一、二塁としたが、ウィータースを遊ゴロ併殺打に仕留めた。3回も1死一塁からエドマンを三ゴロ併殺打に抑えた。
最大のピンチは4回だった。ゴールドシュミットの中前打、カーペンターの右翼線二塁打、ミラーの四球で無死満塁のピンチを招いた。ここでエンジン全開。カールソンを投ゴロ、ファウラーを空振り三振、ウィータースを右飛に抑えて踏ん張った。2点リードの5回1死二塁からゴールドシュミットの右前適時打を浴びたものの、後続は断ち切った。
3点リードとなった6回は3者凡退に抑えた。フォーシームの最速は97.6マイル(約157.1キロ)。6回98球(ストライク64球)を投げ、1四球7奪三振8安打1失点。4試合連続でクオリティースタートを達成し、リーグ5位(メジャー8位)の防御率1.80となった。勝ち星はインディアンス・ビーバー、ホワイトソックス・シーズ、ヤンキース・コール、ツインズ・ドブナック、レッズ・グレイの5投手に並んだ。
(Full-Count編集部)