田中将大、筒香抑えるも5回途中6失点で今季初黒星「全てがうまくいかなかった日」

本拠地でのレイズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】
本拠地でのレイズ戦に先発登板したヤンキース・田中将大【写真:AP】

3回に大量4失点、今季4度目先発でも今季初勝利ならず

■レイズ 6-3 ヤンキース(日本時間19日・ニューヨーク)

 ヤンキースの田中将大投手は18日(日本時間19日)、本拠地レイズ戦に先発し、今季初黒星を喫した。3回に大量4点を失って5回途中6失点で降板。今季4度目の先発で今季初勝利を手にすることはできず、試合後に「全てがうまくいかなかった日でした」と振り返った。

 筒香嘉智外野手が所属するレイズと今季2度目の対戦となった田中。2回まで無失点の立ち上がりで、3回の先頭で迎えた筒香も遊ゴロに仕留めた。だが、続くキアマイヤーに三塁打を許すと、ペレスに中前適時打を浴びて先制点を奪われた。さらにメドウズにも中前打を許すと、ロウには中越えの3ランを被弾。この回一気に4点を失った。

 4回1死一塁で筒香と2度目の対戦。ここも右飛に打ち取ったが、キアマイヤーに二塁打を許して二、三塁となると、パスボールで5点目を献上した。5回には先頭のメドウズに中越えのソロ本塁打を浴びて6点目を失ったところで降板。4回0/3を投げ8安打6失点で今季初勝利はならなかった。

 試合後に田中は「何とかゲームの中で修正を重ねながらいろいろと探してはいったんですけど、全てがうまくいかなかった日でした」と総括。次回への修正点を問われると「こういう時はメカニックにずれが生じていたり、バランスが悪かったりするので、思い当たるところは数点自分の中である。次の登板までに時間を有効に使いたい。やりたいこと、アイデアはあるので、それがうまくいってくれればよくなると思います」と前を向いた。

 ヤンキースは中盤に反撃するも3-6で敗戦。「7番・三塁」でスタメン出場したレイズの筒香は、田中の前に遊ゴロ、右飛に倒れるなど4打数無安打に終わった。

(Full-Count編集部)

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