元阪神ドリス、山口俊と共に…　元日ハム・バースが語るブルージェイズの好調

ア・リーグ東地区でレイズ、ヤンキースに次ぐ3位につけているブルージェイズ

　現在14勝13敗の勝率.519でア・リーグ東地区3位につけるブルージェイズ。山口俊投手も在籍するチームの中で、リリーフ陣の中心選手の1人として活躍しているのが、元日本ハムのアンソニー・バース投手だ。

　2016年に日本ハムに在籍し日本一に貢献したバースは2017年にレンジャーズに復帰。その後、2018年はカブス、2019年はマリナーズでプレーし、今季からブルージェイズに加わった。山口ともチームメートになったバースは新天地でポテンシャルの高さを感じているという。

　カナダのスポーツメディア「ザ・スコア」はMLBネットワークに出演したバースのコメントを引用し「バース：ブルージェイズの若い選手達は、自分たちがどんなに凄いか分かってない」とする記事を掲載している。

　21日（日本時間22日）のレイズ戦に勝利して6連勝を飾っていたブルージェイズ。バースは「（チームの）若手は、彼らがどんなに凄いか自覚してないと思う。彼らは本当に才能があって、ポテンシャルが高い」と語っており、ブルージェイズの若手選手の能力の高さを認めている。

　記事では「トロントのオフェンスとブルペンが、成功の立役者だ」と指摘し、救援陣の充実をここまでの好調に挙げる。今季のブルージェイズにはバースだけでなく、山口、そして元阪神のドリスと日本に縁のある選手が在籍し、ブルペンを支える好投を見せている。

「ザ・スコア」はバースの「クラブハウスはとても活気に満ちている。若い選手たちが、メジャーリーグレベルで初めて勝利を経験して、そんな雰囲気が、チーム全体に伝わっているよ」とのコメントも伝えており、ブルージェイズのチーム状況の良さが伝わるものとなっている。

（Full-Count編集部）