ダルビッシュ、メジャートップタイ5勝目 7回毎回10K1失点で強力Wソックス斬り
リーグトップ54発のホワイトソックス打線から今季2度目の2桁奪三振、防御率1.70
■カブス 2-1 Wソックス(日本時間24日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手は23日(日本時間24日)、本拠地のホワイトソックス戦で先発した。7回で毎回10奪三振、6安打1失点と好投し、今季5勝目を挙げた。最速は98.3マイル(約158.2キロ)。防御率1.70となった。チームは2-1で逆転勝ち。7連勝中のホワイトソックス、チームの連敗を2で止めた。
リーグトップ4勝で並ぶ右腕シースと投手戦を演じた。初回は3者凡退に抑えたが、2回先頭のアブレイユに左越えへの先制ソロを被弾。2死からマッキャンを四球で歩かせたが、マザラを二ゴロに打ち取った。4回は2死からヒメネスの中前打で走者を出したが、続くロベルトを見逃し三振。5回は2死二、三塁としたが、モンカダを空振り三振に仕留めた。
6回は3者凡退。シュワーバーの中越え2ランで逆転した7回は先頭・ロベルト、マッキャンと2者連続三振。2死からマザラに左前打を許したものの、メンディックを空振り三振に仕留めた。7回103球(ストライク73球)を投げ、10奪三振1四球、6安打1失点。2桁奪三振は今季2度目、通算42回目だ。5試合連続のクオリティースタートを達成し、自身5連勝をマークした。
試合前までホワイトソックスのチーム打率.268、同54本塁打はいずれもリーグトップだった。勝ち星はリーグトップ、インディアンス・ビーバー、ツインズ・ドブナックに並びメジャートップタイとなった。