田中将大、米球界の故障者続出に心境「みんな万全の準備できていない。でも、やるしかない」

ヤンキース・田中将大【写真:AP】
ヤンキース・田中将大【写真:AP】

27日ブレーブス戦で先発する「メカニックの修正は必要だった。色々と試行錯誤しながらやれた」

■ブレーブス – ヤンキース(日本時間27日・アトランタ)

 ヤンキースの田中将大投手が、26日(日本時間27日)に敵地で行われるブレーブスとの第2試合で先発登板する予定となった。この日のブレーブス戦が雨天中止となり、26日はダブルヘッダーに。第1試合はこの日先発予定だった剛腕ゲリット・コールがスライドする。

 田中は前回18日のレイズ戦では4回8安打6失点(自責5)で今季初黒星。この日、報道陣のオンライン会見に応じた右腕は「メカニックの修正は必要だったので、色々と試行錯誤しながらやれたと思います」と話した。

 2人の新型コロナウイルス感染者が出たメッツとの21日(同22日)からのサブウェーシリーズ3連戦が延期となった。「結果的にゲームが流れたことによって、調整する時間が増えたので、その間に色々なアイディアも出てきたり、自分がやりたいようにしっかりとできたと思います」。一気に3試合の延期が決まったことで、9月下旬までのレギュラーシーズンが過密日程となる。「選手に対する負担という面は、こういう事態になるということは予想していましたが、タフな状況になることは間違いないと思います」と話した。

 7月4日(同5日)の練習中に頭部に打球が直撃。今季初登板からの球数制限は「まだありますね」という。異例のシーズンで、球界では多くの主力選手に故障者が出ている。シーズン中のケアについて、田中は「基本的にはこれまでのシーズンと変わらないですかね。間違いなくみんながみんなそうですけど、このイレギュラーなシーズンで万全の準備はできてないというのはありますし、でもその中でやっていかないとしょうがないというか、やるしかないので色々工夫しながらみんなやっているとは思いますね」と話した。

(Full-Count編集部)

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