菊池雄星、5回6奪三振3失点の力投 大量援護で今季初勝利の権利を持って降板

敵地パドレス戦のダブルヘッダー2試合目に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
敵地パドレス戦のダブルヘッダー2試合目に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

マリナーズは初回に一挙6点の猛攻、菊池は5回7安打3失点で降板した

■パドレス – マリナーズ(ダブルヘッダー2試合目・日本時間28日・サンディエゴ)

 マリナーズの菊池雄星投手は27日(日本時間28日)、敵地で行われたパドレスとのダブルヘッダー第2試合で今季初勝利をかけて先発登板した。5回7安打3失点で降板し、今季初勝利の権利を手にした。

 マリナーズは初回にマルモレホスの満塁弾などで一挙6点を先制。大量援護をもらった初回は先頭・グリシャム、タティスJr.と2者連続三振。幸先よく2死を奪ったが、マチャドに左越えソロを被弾。続くホズマーは三ゴロに打ち取った。2回は1死二、三塁からプロファーの適時内野安打を許したが、後続を2者連続空振り三振に仕留めた。

 3回はタティスJr.から始まる上位打線を3者凡退。4回は1死からクロネンワースに右前打を許したものの、後続を断ち切った。5回は無死二塁からグリシャムの右前適時打で3点目を失ったが、タティスJr.を右飛。マチャドを三ゴロ併殺打に打ち取った。5回81球を投げ、6奪三振無四球、7安打3失点。今季初勝利の権利を手にした。

 菊池は前回20日(同21日)の本拠地・ドジャース戦で5回途中4安打5失点。試合前までの今季成績は5試合登板し、0勝2敗、防御率6.10となっている。

(Full-Count編集部)

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