NYファンは力投の田中将大を擁護「役割を全う」打線に怒り「全く打てない」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

6回2失点の奮闘に「彼は我々の望む最高のピッチングだった」

 ヤンキース田中将大投手は13日(日本時間14日)、敵地でのリーグ優勝決定シリーズ第1戦アストロズ戦に先発し、6回を4安打2失点の力投むなしく敗戦投手となった。クオリティースタート(6回以上自責点3以下)を達成しながら、相手先発カイケルを前に打線は沈黙。地区シリーズ第3戦に続く好投が報われなかった日本人右腕に、ヤンキースファンは「タナカはよくやった」と擁護の大合唱に出ている。

 田中は魂の力投を見せた。3回まで無安打無失点と快調に飛ばすと、4回1死の場面でアルトゥーベにこの日初安打となる内野安打。その後、コレアとグリエルに適時打を許し、2点を失った。

 6回2失点の好投だったが、対するカイケルは7回4安打10奪三振で無失点という文句のつけようのないピッチング。ヤンキース打線は9回にバードのソロ弾で1点返すのがやっとだった。

 ヤンキースの公式ツイッターは、田中の降板時に「マサによる6回クオリティーピッチ(6回4安打2失点3奪三振)」と速報すると、ヤンキースファンからは賞賛と慰めの声が集まった。

「最高の仕事だ、タナカ!」
「彼は自分の役割を全うした」
「マサ ヒーロー」
「タナカは抑えていた。2失点は全く悪くない!」
「タナカはよくやっている。しかし、打線はダメだ」
「よくやったタナカ!」
「彼は我々の望む最高のピッチングだった。ヤンキースがそれを活かせていない」
「タナカのポストシーズン3試合で打線はたったの1得点」

ファンから為す術ない打戦に対する怒りの声が上がる

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