ダルビッシュ、自身初の月間MVP受賞　日本人初CY賞へ期待高まる「争いをリード」

ここまでメジャートップタイの6勝、防御率1.47をマーク

　カブスのダルビッシュ有投手が2日（日本時間3日）、ナ・リーグ投手部門で7・8月度の月間MVPを受賞した。ダルビッシュの月間MVP受賞は初。日本人投手では野茂英雄、伊良部秀輝、田中将大に続いて4人目（6度目）となった。

　MLB公式サイトは「ビーバーとダルビッシュが月間最優秀投手を受賞」と題して受賞を速報。記事では「シェーン・ビーバーとユウ・ダルビッシュがそれぞれ8月のア・リーグとナ・リーグの月間最優秀投手を受賞した。2人とも月間最優秀投手を受賞するのは初めて」と伝えた。

　ダルビッシュは7月の開幕から8月にかけて7試合に先発して、メジャートップタイの6勝（1敗）、防御率1.47、52奪三振をマークしている。6勝はブレーブスのマックス・フリードと並びリーグトップタイ、防御率はフリードを上回り、リーグトップに立っており、文句なしの成績を残している。

　地元メディア「NBCスポーツ・シカゴ」はダルビッシュの月間MVP受賞に際して「カブスのユウ・ダルビッシュがナ・リーグの月間最優秀投手を受賞し、サイ・ヤング賞の可能性を高める」と速報。「ユウ・ダルビッシュは8月のナ・リーグ月間最優秀投手を受賞した。約2か月のシーズンでは、これは中間時点でナ・リーグのサイ・ヤング賞争いをリードしているということにほぼ等しい。8月に右腕はまさに圧倒的であった」と伝えていた。

（Full-Count編集部）