ソフトB内川、CSのMVP賞金100万円で決起集会開催へ「焼肉でも食べて」

ソフトバンク・内川【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・内川【写真:藤浦一都】

日本一奪還に向けてもう一度1つに「頑張らないといけない舞台が目の前に」

 クライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージでMVPに輝いたソフトバンクの内川聖一が、賞金を選手の決起集会に使うことを決めた。決起集会は25日の夜、福岡市内で選手と裏方スタッフを集めて行われる。

 内川が自身3度目となるMVPで獲得した賞金は100万円。「ここまで連れてきてもらったのはみんなの力だから」と、内川は全額を選手や裏方スタッフのために使う。

 交流戦で頚椎を痛め、復帰後すぐに左指を骨折。リーグ優勝を争う終盤にチームを離脱した悔しさや申し訳なさを、内川はCSの5試合にすべてぶつけた。4試合連続本塁打、5試合連続打点と4番打者として申し分ない活躍でMVPを受賞。試合後の会見では「みんなに獲らせてもらったMVP」と語っていた。

「どうやって感謝の気持ちを伝えるかと考えて、せっかくだからみんなで焼肉でも食べて次も頑張ろう、と。もう1回、全員で1つになって頑張らないといけない舞台が目の前にあるので」という内川。シリーズを争う相手はまだ決まらないが「それはボクたちがコントロールできるものではないから」と、相手がどちらであれチーム一丸となって日本一奪還を目指す。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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