前田健太が「また宝石のような投球をした」 米メディアが圧巻5勝目を大絶賛

インディアンス戦に先発登板し5勝目を挙げたツインズ・前田健太【写真:AP】
インディアンス戦に先発登板し5勝目を挙げたツインズ・前田健太【写真:AP】

今季は9登板すべてで5イニング以上を投げている「ツインズのサイ・ヤング賞候補」

■ツインズ 3-1 インディアンス(日本時間12日・ミネソタ)

 ツインズの前田健太投手は11日(日本時間12日)、本拠地インディアンス戦に先発。7回4安打7奪三振無失点と好投し、5勝目を挙げた。二塁を踏ませない圧巻の投球で、メジャー投手3冠の右腕ビーバーとの投手戦を制した。米メディア「ジ・アスレチック」は「今日もまた宝石のような投球をした」と称賛している。

 ビーバーは試合前まで7勝、防御率1.25。前田は今季のサイ・ヤング賞の最有力候補に挙げられる右腕に投げ勝った。打線は2回にバクストンの7号2ランで先制。7回にはジェファーズの2号ソロで追加点を挙げた。同メディアは「今日もまた宝石のような投球をした、ツインズのサイ・ヤング賞候補であるケンタ・マエダのおかげで、それはツインズにとって十分な攻撃であることが分かった。彼は7イニングをシャットアウトし、今シーズンの防御率を2.43に下げ、インディアンス戦での3先発での成績を3勝0敗、防御率0.53まで向上させた」と活躍を伝えた。

 続けてジ・アスレチックは今季の9登板すべてで5イニング以上を投げていることに注目。「野球界全体で先発の負荷が減らされている今季において、マエダは先発登板した9試合全てで少なくとも5イニングを投げている。ツインズ加入後、彼はまだ1試合で4点以上失点したことはなく、また四球を3つ以上与えたこともない。前田が登板した試合でツインズは7勝2敗だ」と伝えた。前田の安定した投球がチームの好成績にもつながってる。

 今季のサイ・ヤング賞筆頭候補に投げ勝つ5勝目。同メディアはバルデリ監督が「今日は得点が貴重なものになるだろうと分かっていた。我々の選手が戦いに勝った。誰が対戦相手であろうとも、ケンタは今夜投げ勝っていただろう」と称賛したことも紹介した。シーズン佳境へ向け、ツインズ・前田の存在感は高まりつつある。

(Full-Count編集部)

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