快進撃の前田健太は“期待以上” 地元局絶賛「想像をはるかに超えていた」

ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】
ツインズ・前田健太【写真:Getty Images】

投手3冠ビーバーに投げ勝つ「誰が対戦相手であろうと、ケンタは今夜投げ勝っていただろう」

 ツインズの前田健太投手は11日(日本時間12日)、本拠地インディアンス戦に先発し7回4安打7奪三振無失点の好投で5勝目を挙げた。投手3冠の右腕ビーバーとの対決に堂々投げ勝った右腕の頼もしさを、地元ラジオ局「SKORノース」は「誰もの想像をはるかに超えていた」と記事で絶賛している。

 記事では「期待以上:ケンタ・マエダはツインズローテーションのエースとしての地位を確立し続けている」との見出しで、この日の投球を紹介。勝負の相手は、リーグワースト2位の打率.225、43本塁打と不調のインディアンス打線ではなく、投手部門でリーグトップの7勝、防御率1.25、94奪三振と3冠のビーバーだったと言及した。

 インディアンスに二塁を踏ませない抜群の投球に対して「ミネソタでの彼の1年目がどれだけ素晴らしいか示す最新のリマインダーになった」とも。ドジャースからトレードで加入したことを振り返り「間違いなくこの右腕がローテーションの重要な一部になるだろうと期待していた。しかし、この短縮シーズンでの彼の成功は、誰もの想像をはるかに超えていた。マエダはただのローテーションの重要な一部ではなく、ツインズのエースであり続けている」と賛辞を並べた。

 前田は当初、ドジャース、ツインズ、レッドソックスの三角トレードでの移籍の可能性が取り沙汰されていたが、結局ドジャースとツインズの両チーム間のトレードで移籍。記事でもその経緯に触れ「ツインズの編成部長デレク・ファルビーはマエダを獲得するためのトレードを確実なものにするために長い時間をかけた。ドジャースが先発またはブルペン投手として起用していた男が、ローテーションの前半を担うに値するとファルビーが感じた理由が今ならわかる」とまとめた。

(Full-Count編集部)

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