不規則変化の“魔球”を投げたのは通算217発男 米も大興奮「Mr.ナックルボール」
メッツのフレイジャーが13点ビハインドの9回に登板し1回無安打無失点、1奪三振
■ブレーブス 15-2 メッツ(日本時間19日・ニューヨーク)
メッツの通算217本塁打を誇るトッド・フレイジャー内野手が18日(日本時間19日)、本拠地ブレーブス戦に「4番・三塁」でスタメン出場。13点ビハインドの9回に登板し1回無安打無失点、ナックルボールで三振を奪う器用な一面を見せた。
ビハインドの展開で野手が登板するのはメジャーでは当たり前の光景。だがフレージャーは投手顔負けの“魔球”を見せつけた。
13点ビハインドで迎えた9回。三塁からマウンドに上がったフレージャーは先頭のスワンソンを中飛、そして続くデュバルをカウント1-2からの4球目。55マイル(約88キロ)のナックルボールを投じると、不規則に変化しながら内角高めに決まり見逃し三振を奪った。
フレイジャーの見事な投球をMLB公式インスタグラムも「ナックルで奪三振」とコメントを添え動画を公開。これにはファンも「まさにストライクゾーンのコーナーに入った」「Mr.ナックルボールマシン」「キャリア初の奪三振!」「素晴らしい」「11月にサイ・ヤング賞で誰か彼に投票するかも」「サイ・ヤング賞の新たな有力候補だ」と絶賛の声が相次いでいた。
(Full-Count編集部)