ロッテ、元中日左腕チェンを電撃獲得! 「日本一になれるように全力で頑張ります」

昨季はマーリンズに所属していたチェン・ウェイン【写真:Getty Images】
昨季はマーリンズに所属していたチェン・ウェイン【写真:Getty Images】

19日に来日、千葉市内で2週間の隔離期間を経てチームに合流する予定

 ロッテは21日、元中日でオリオールズ、マーリンズなどで活躍したチェン・ウェイン投手の獲得を発表した。背番号は「58」。チェンは球団を通じ「日本一になれるように全力で頑張ります」とコメントを発表した。

 チェンは2004年から11年まで中日でプレーし通算127試合に登板し36勝30敗1セーブ、防御率2.59をマーク。MLB通算では219試合に登板し59勝51敗、防御率4.18の成績を残している。

 2012年に中日からオリオールズに移籍したチェン。2014年には16勝をマークするなど2015年までの4年間で3度の2桁勝利をマークした。2016年にマーリンズと5年総額8000万ドル(約85億8000万円)で契約。だが、マーリンズでは結果が残せず、契約を1年残して戦力外となり、今季はマリナーズとマイナー契約を結んでいたが自由契約となっていた。

 チェンは球団を通じ「マリーンズに入団できて、とても嬉しく思います。日本一になれるように全力で頑張ります。マリーンズは10年に日本シリーズで負けた時の印象が強いです。悔しかったです。あと応援がすごく独特だったのを覚えています。ZOZOマリンスタジアムはなんといっても風ですね。風を上手く生かした投球が出来ればと思います。対戦したい打者は沢山いますが、あえて一人挙げるとすればホークスの柳田選手です。とにかくチームの勝利に貢献できるように精一杯、頑張ります」とコメントを発表した。

 すでに19日に来日しており、千葉市内で2週間の隔離期間を経てチームに合流する予定だ。

【動画】ロッテ加入のMLB通算59勝のチェン マーリンズ時代に対戦した西武スパンジェンバーグを三振に仕留める貴重な映像

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