ダルビッシュは「本物の圧倒的なNo1先発」 MLB公式がPS出場選手トップ50を発表

カブス・ダルビッシュ有(左)とツインズ・前田健太【写真:AP】
カブス・ダルビッシュ有(左)とツインズ・前田健太【写真:AP】

ツインズの前田健太は40位「ここ何年かの間でエースに最も近い存在」

 MLB公式サイトは28日(日本時間29日)、ポストシーズンに進出する16チームのトップ50選手ランキングを公開した。シーズン8勝を挙げ日本人初の最多勝を獲得したカブスのダルビッシュ有投手が日本人トップの12位にランクイン。またツインズの前田健太投手も40位に名を連ねている。

 今回のランキングは過去の成績も考慮しつつ、近年の活躍ぶりに比重を置いたランキングとなっており「チームの成功へ間違いなく欠かせない選手たち」と投手、野手を合わせたトップ50選手をランキング形式で紹介している。

 今年のプレーオフには日本人6選手が出場する予定だがMLB公式が選出したランキングに登場したのはダルビッシュと前田の2投手のみ。メジャートップタイの8勝(3敗)を挙げ日本人初の最多勝を獲得し、リーグ2位の防御率2.01、リーグ4位タイの93奪三振をマークしたダルビッシュは12位に選出。

 記事では今季の活躍ぶりを言及し「カブスに不足していたものを与えた。それは本物の圧倒的なNo.1先発投手。カブス打線は最近苦戦しているため、ダルビッシュに最高の状態となることを必要としているかもしれない」と評価している。

 また、今季11試合に登板し6勝1敗、防御率2.70とエース級の活躍を見せた前田は40位に入り「現在と以前のツインズの差はマエダかもしれない。ここ何年かの間でエースに最も近い存在。シェーン・ビーバーが存在しない世界なら、マエダは今年サイ・ヤング賞の有力候補となっていた」と伝えていた。

 前田は先陣を切って29日(同30日)のアストロズとのワイルドカード第1戦の先発マウンドに上がる。

(Full-Count編集部)

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