米代理人バレロ氏、大谷翔平&菊池雄星の“W獲り”に成功、米メディア伝える

西武・菊池雄星【写真:編集部】
西武・菊池雄星【写真:編集部】

日本人選手のケアに定評、青木、田澤の代理人を務める

 注目の日本ハム大谷翔平投手の米国代理人が決定した。米紙「ロサンゼルス・タイムス」のディラン・ヘルナンデス記者ほか、複数の米メディアによると、代理人を務めるのはCAA(クリエーティブ・アーティスツ・エージェンシー)のネズ・バレロ氏。米スポーツ専門局「ESPN」のバスター・オルニー記者によれば、バレロ氏は西武の菊池雄星投手の代理人も務めることになったという。バレロ氏は、これで日本球界を代表する左右の先発投手の代理人を務めることになった。

 驚きの“W獲り”に成功だ。複数の米報道を総合すると、バレロ氏は日本を代表する左腕&右腕、花巻東高の先発、後輩でもある菊池と大谷の両者を代表することになったという。メジャーのスカウト陣は、大谷、菊池、そして藤浪(阪神)を日本球界の“ビッグ3”と呼ぶが、そのうちの2人を獲得。メジャー移籍に向けてのサポートを進めていく。

 バレロ氏は、現在、青木宣親外野手、田澤純一投手を代表するほか、かつてメジャーでプレーした斎藤隆氏の代理人も務めており、日本人選手のケアには定評を持ち、金額だけにこだわらず選手の希望に添った契約をまとめることで知られる代理人。慣れない土地での活躍を期する両投手にとって、強力な援軍を得たと言えるだろう。

 CAAは芸能、文化、スポーツなど、多ジャンルをカバーする米屈指の巨大エージェント会社で、バレロ氏はジェフ・ベリー氏とともに野球部門を代表。米経済紙「フォーブス」によれば、2012年以来22億ドル(約2502億2500万円)の契約をまとめ、同誌が選ぶ最も価値あるスポーツエージェントに選ばれている。

 菊池、大谷はともにメジャー移籍志望を表明しているが、これで目標に向かって新たな一歩を踏み出すことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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