ロッテ・チェン、3282日ぶり日本復帰登板で最高の立ち上がり 3回まで1安打無失点
2011年10月20日の広島戦以来のNPBマウンド、浅村らねじ伏せる
■ロッテ – 楽天(14日・ZOZOマリン)
ロッテのチェン・ウェイン投手が14日、本拠地での楽天戦に先発。中日時代の2011年10月20日の広島戦(マツダ)以来、3282日ぶりとなる日本でのマウンドで、3回までわずか1安打と圧倒的な投球を見せている。
赤色が鮮やかな「CHIBAユニホーム」を身にまとったチェンは初回、先頭の小深田を3球で空振り三振に仕留めると、続く鈴木も捕ゴロに。さらに本塁打と打点でトップを走る浅村に対してはフルカウントから右飛に仕留め、最高のスタートを切った。
2回1死からロメロに右前打を許したものの、後続を難なく抑えて二塁を踏ませず。下位打線から始まった3回は三者凡退に仕留めて、盤石な投球で序盤を終えた。
チェンは2004年から2011年まで中日でプレーし通算127試合に登板し36勝30敗1セーブ、防御率2.59をマーク。2012年に海を渡り、オリオールズとマーリンズで通算219試合に登板し59勝51敗、防御率4.18の成績を残した。今季はマリナーズとマイナー契約を結んでいたが自由契約に。母国台湾に戻って調整を進めていた中、ロッテに9月に加入した。