ドジャース、ベリンジャー決勝弾で2年ぶりWS進出　崖っぷちから3連勝突破

2年ぶり24度目のリーグ優勝、ワールドシリーズではレイズと対戦

■ドジャース 4-3 ブレーブス（リーグ優勝決定シリーズ・日本時間19日・アーリントン）

　ドジャースは18日、ブレーブスとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦で4-3で逆転勝ち。2年ぶり24度目のリーグ優勝を飾り、ワールドシリーズ進出を決めた。

　1点を争う好ゲームを決めたのは昨季MVPに輝いた主砲のバットだった。同点の7回2死。ベリンジャーが元日ハムのマーティンから右越え2号ソロを放ち、勝ち越した。2点を追う3回にはスミスの中前2点打で一時同点。1点を勝ち越された6回にはヘルナンデスの左中間2号ソロで再び同点に追いついていた。終盤の8回に初めてリードを奪い、そのまま逃げ切った。

　ドジャースは守備も光った。1点ビハインドの5回1死。右翼ベッツがフリーマンの本塁打性の打球をフェンス際でジャンピングキャッチした。16年から4年連続ゴールドグラブ賞に輝いている名手が第5戦から3試合連続のビッグプレーを見せ、試合の流れを引き寄せた。ブレーブス打線は3回以降元気がなかった。

　ブレーブスには第4戦まで1勝3敗。崖っぷちからの3連勝してリーグ優勝を決めた。88年以来32年ぶりの世界一をかけた20日（同21日）からのワールドシリーズでは、筒香嘉智外野手が所属するレイズと対戦する。

（Full-Count編集部）