西武森越、2年連続3度目の戦力外通告 今後未定も「次も挑戦することに変わりない」
14年オフに中日、19年オフには阪神から戦力外通告「チームが変わるたびにリセットする気持ちでやってきました」
西武は13日、野田昇吾投手、國場翼投手、水口大地内野手、永江恭平内野手、森越祐人内野手に、来季の契約を結ばないことを通告したと発表。野田、水口、永江は現役続行を希望。國場、森越は今後について未定とした。
森越は2年連続3度目の戦力通告となった。2010年ドラフト4位で中日入り。13年に21試合出場したが、14年オフに戦力外通告を受けた。12球団トライアウトに参加して阪神入り。17年に29試合出場したものの、昨オフに戦力外通告。再び12球団トライアウトを受けて昨年12月に西武に入団した。
今春キャンプはA班スタートしたものの、開幕2軍スタート。イースタン40試合で内野全ポジションを守って守備率10割を記録したが、1軍昇格はならなかった。「チームが変わるたびにリセットする気持ちでやってきました。移籍してきて、キャンプはA班に呼んでいただき、一日一日頑張ろうと、持ち前の守備もアピールする気持ちでやってきました。渡辺ゼネラルマネジャーには、1軍に上がれない中でも『腐らずに一生懸命やってくれている』と声をかけていただき、その言葉がとてもうれしかったです。若い後輩たちが(自分のプレーを)見ていると思ってやってきました。今季は2軍でしたが、結果的に無失策で終われたことは良かったと思います」と振り返った。
今後については未定。「ライオンズは凄く明るく、1人ひとりの個性も強いと感じるチームでした。そして試合になれば、目の前の1球に集中し、相手を倒しに行くんだ、という雰囲気を感じました。今後については今は考えていません。次も『挑戦する』ということには変わりありませんが、ライオンズでの生活は終わってしまいますので、ファンの方には『今までありがとうございました』と伝えたいです」と感謝した。不屈の32歳の今後に注目が集まる。
(Full-Count編集部)