楽天、17年ドラ1近藤弘樹が戦力外…3年で未勝利「申し訳ない」 トライアウト受験へ

楽天・近藤弘樹【写真:荒川祐史】
楽天・近藤弘樹【写真:荒川祐史】

岡山商大から入団、通算17試合登板で0勝4敗、防御率7.00

 楽天は14日、プロ3年目の近藤弘樹投手に対し、来季2021年シーズンの選手契約を行わないことを伝えたと発表した。近藤は球団を通じてコメントを発表。「現役続行の道を探りながら、トライアウトを受ける方向で考えています」と見据えた。

 近藤は岡山商大から2017年のドラフト会議で1位指名を受けて入団。即戦力として期待されたが、1年目は9試合登板にとどまり、2年目も2試合登板。今季は中継ぎで6試合に登板して1ホールドを挙げていた。通算17試合、0勝4敗、防御率7.00。わずか3年での通告となった。

 プロ3年間での思い出を「一番最初に東京ドームで先発した日です。あと、本拠地で初めて先発した時の声援というのは忘れられないです」と振り返った近藤。「3年間で一度も勝利することができず、1位で入団したにもかかわらず、チームに貢献できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからも頑張っていきたいと思います。いつも温かい応援、ありがとうございました」と話した。

(Full-Count編集部)

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