ドジャースがオリ平野の獲得に興味 米記者「ブルペン補強のターゲット」

去就が注目される平野佳寿【写真:編集部】
去就が注目される平野佳寿【写真:編集部】

獲得実現ならジャンセンにつなぐセットアッパー候補か

 ドジャースが、オリックスから海外FA権を行使してメジャー挑戦を目指す平野佳寿投手の獲得に動いていると、米メディアが報じた。前田健太投手も所属するドジャースには、メジャーNO1クローザーとも称されるケンリー・ジャンセン投手がいるため、獲得が実現すればセットアッパーなどを任される可能性が高そうだ。

 米ヤフースポーツのナショナルライターを務めるティム・ブラウン記者は、自身のツイッターで「ドジャースは、ブルペン補強のためにヨシヒサ・ヒラノをターゲットにしているようだ。この33歳は今季、オリックスで58試合に登板し、防御率2.67を記録した」とレポート。西海岸の名門の動きを伝えている。

 平野については、すでにカージナルス、タイガースなどが獲得に動ていると米メディアが報じている。また、代理人のジョン・ボッグス氏は14日(日本時間15日)まで開催されていたウインターミーティングで、メジャー複数球団が平野に興味を示していると明かしていた。

 ドジャースは今季、29年ぶりにワールドシリーズに進出。しかし、アストロズに敗れて世界一はならなかった。プレーオフでジャンセン、前田とともに鉄壁のブルペンを形成したブランドン・モローはFAとなり、カブスと契約。前田についても、来季は本来の先発に戻すとデイブ・ロバーツ監督が明言しており、ブルペンの補強が必要な状況となっている。平野が加われば、いきなりセットアッパーを任される可能性もある。

 前田が先発し、平野がつなぎ、最強守護神のジャンセンが占める。移籍が実現すれば、来季のドジャースでは、こんな試合が見られるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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