ヤンキースが“菅野獲り”に本腰か? NYメディア「注目してるのはタナカではない」

巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:読売巨人軍提供、AP】
巨人・菅野智之(左)とヤンキースからFAとなった田中将大【写真:読売巨人軍提供、AP】

田中と再契約なら田中&菅野の夢ローテ実現も

 ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグに挑戦する可能性のある巨人・菅野智之投手。ヤンキースも獲得に興味を示していることが報じられているが、ニュージャージー州最大のメディア「NJ.com」も「ヤンキースが日本人投手に注目している。そしてその投手はマサヒロ・タナカではない」と、ヤンキースの“菅野獲り”を伝えている。

 ヤンキースは今オフに田中将大、ジェームズ・パクストン、JA・ハップがFAとなった。来季の先発ローテはエースのゲリット・コールは盤石だが、2019年9月に受けたドメスティック・バイオレンス規定違反による81試合の出場停止処分の影響で今季は未出場に終わったドミンゴ・ヘルマン、トミー・ジョン手術から復帰を目指すルイス・セベリーノと不安要素は大きい。

 そのため「ヤンキースが菅野に興味を示しても、何の驚きでもない。なぜなら、ブライアン・キャッシュマンは来季に向けた先発ローテーションで埋める枠は3つあるからだ」と、菅野の必要性を伝えた。また、田中の去就についても「スガノと契約しても、ヤンキースがタナカと再契約する妨げにはならない」と、支障はないようだ。

 名門ヤンキースで田中、菅野の日本人コンビが結成される可能性は十分にありそうだ。来シーズンは2009年以来、12年ぶりの世界一を目指すヤンキースの補強策に注目が集まりそうだ。

(Full-Count編集部)

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