ベンチでは何を話すの? 千賀&甲斐が裏話披露、鷹がオンライン野球教室開催
「ベースボールキッズ2020」をオンラインで開催
ソフトバンクは5日、選手が子供たちに野球の楽しさを伝える野球教室「SoftBank HAWKS ベースボールキッズ2020 Online」を開催した。新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は「Zoom」を利用したオンライン開催に。選手らがオンラインで子供たちに技術指導をしたり、質問に答えて交流した。
今年のベースボールキッズは選手2人が1組になり、5つのグループに分かれて開催された。今宮健太内野手と森唯斗投手、千賀滉大投手と甲斐拓也捕手、高橋礼投手と周東佑京内野手、石川柊太投手と栗原陵矢捕手、東浜巨投手と中村晃外野手の組み合わせで子供たちを楽しませた。
千賀と甲斐のグループでは試合中の裏話も明かされた。試合中にベンチで良く話をしている甲斐と投手陣。その内容について質問されると、千賀は「次のこの打順で始まるからどう攻めて行こうか、次の回とその先の攻め方を話し合っています」と回答。「意思疎通をしてくれるからやりやすい」と捕手が多くコミュニケーションを図ってくれることが投球にもいい影響を与えていると語った。
また、ピンチの場面でマウンド上に選手、コーチが集まる場面についても質問が。これに対しても千賀が「この場面をどうするか、ですね。どれが良くて、どれがダメか。単打はいいけど、長打はダメとか、そういう確認事項を話しています」と答えていた。
今では球界を代表する選手となった2人。「ホークスに入団して良かったこと」を問われると、千賀は「強いことですかね。入った頃から強かったことが良かったこと」、甲斐は「大分出身なので地元から近いこと。福岡でできるのは嬉しいし、近いので家族や友達も見にきてくれる」と話していた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)