ロッテ戦力外の黒沢が引退→球団職員転身 思い出は大谷に浴びた「大きな一発」

ロッテ・黒沢翔太【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・黒沢翔太【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

スタジアム部ホスピタリティグループ関係の職務に、球場で「声をかけてください」

 ロッテは22日、黒沢翔太投手(29)が今季限りで現役を引退し、2018年1月から球団職員として入社することになったと発表した。今後はスタジアム部ホスピタリティグループ関係の職務を務める予定だという。

 黒沢は2010年の育成ドラフト1位で城西国際大からロッテに入団。2013年に支配下登録され、プロ通算14試合登板で0勝1敗、防御率4.44の成績。今季終了後に戦力外通告を受けていた。

 黒沢は「球団からお話を頂いた際に、今度は違う形で球団に恩返しをさせていただけるように頑張りたいと思いました。育成と支配下であわせて7年。自分の中では、やりきったと思っています。思い出はやはり2013年の初登板(8月29日 ソフトバンク戦 ヤフオクドーム)。それと昨年、マリンで大谷翔平選手にいいコースに投げたつもりのスライダーをライトスタンドに放り込まれたことです。大きな一発でした。育成から今年までの7年間、毎日応援をしていただき後押しをしていただいたファンの皆様、そして家族には本当に感謝をしています。これからも球場のどこかにいますので、ぜひ声をかけてください」とコメントした。

(Full-Count編集部)

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