楽天安樂、300万増の1700万円でサイン 「僕にもドラフト1位で入ったプライドがある」
筑波大の動作解析の専門家に弟子入りへ
楽天の安樂智大投手が8日、仙台市の球団事務所で契約を更改し、300万円増の年俸1700万円でサインした。(金額は推定)
今季は中継ぎで自己最多の27試合に登板し、1勝0敗5ホールド、防御率3.48。7月16日の西武戦に2番手で登板し3年ぶりの白星を挙げたが、一方でプロ6年目にして初めて先発が1試合もないシーズンとなった。
今季を振り返った右腕は「今季チェンジアップを投げ始めて、真っすぐとスライダーだけだった今までと比べて幅が広がった」と手応えを口に。「アオさん(今季限りで現役を引退した青山浩二投手)が『投げろと言われたところで投げるのがプロ』とおっしゃっていた。自分も仕事をもらえるなら、そこで投げたい。先発にしても中継ぎにしても、このオフにスキルアップしていきたい」と起用法にこだわらない姿勢を強調した。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)