西武、水口大地の現役引退を発表 アカデミーコーチ就任へ「一から勉強です」

西武・水口大地【写真:荒川祐史】
西武・水口大地【写真:荒川祐史】

12年育成1位で入団、新たな挑戦に「技術面や精神面なども伝えていけたら」

 西武は9日、戦力外通告を受けた水口大地内野手が今季限りで引退し、来年2月から「ライオンズアカデミー」のコーチに就任することを発表した。

 水口は2012年の育成ドラフト1巡目で入団。15年に支配下契約を勝ち取ると、俊足を武器に17年には56試合に出場したが、今季は7試合の出場どまり。11月13日に西武から来季の契約を結ばないことを通告されていた。

 水口は球団を通じ「まずは、プロ野球選手として8年間プレーできたことに感謝しています。これまでの野球人生で培ってきた経験を生かして、これからはアカデミーコーチとして子どもたちに野球の楽しさはもちろん、技術面や精神面なども伝えていけたらと思っています。指導の自信ですか? それはありません(笑)。一から勉強です。子どもたちが野球を学ぶのと一緒で、僕も指導の仕方や子どもたちとの接し方など、日々学びながら一緒に成長していきたいと思っています」と意気込みを語った。

(Full-Count編集部)

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