佐々木朗も藤原も学んできたパイの実“秘密” ロッテドラ1鈴木「深い過程が」

大型パイの実を手に持つロッテのドラフト2位・中森俊介【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
大型パイの実を手に持つロッテのドラフト2位・中森俊介【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

会見終了後に名物場内アナウンスの谷保恵美さんが“美味しさの秘訣”説明

 ロッテは9日、さいたま市内で新入団会見を行い、今秋のドラフトで指名された9選手が意気込みを語った。新人選手にとっては恒例となっている“秘密”も学び、ロッテの一員としての思いを深めた。

 会見終了後、司会を務めた場内アナウンス担当の谷保恵美さんは「最後に新人選手の皆様にご案内があります。皆さんの大好きなロッテのパイの実ですが、美味しさの秘訣をご存知でしょうか?」と呼びかけ。「実はパイ生地を64層にも重ね合わせて焼き上げられています。驚きましたか。64層が美味しさの深みとサクサク感を作り上げているんですね。ぜひこれから皆さんの活躍で千葉ロッテマリーンズをパイの実のように層の厚いチームにしていってください!」と説明した。

 例年は、ロッテ商品の生産工場を見学して学ぶ“恒例行事”。佐々木朗希投手や、藤原恭大外野手らも経験してきた。ドラフト1位の鈴木昭汰投手(法大)は「今年は工場でパイの実の生産過程は残念ながら見学をすることが出来ませんでしたがパイの実が64層から成っていることを教えてもらい、とても驚きましたし感銘を受けました。今までは、ただ美味しいとしか思っていませんでしたが、美味しいと世間に評価されるようになるまでには深い過程があるのだと思いました。自分も夢に掲げている最多勝を達成できるようにまずは一つ一つ白星を重ねていきたいと思いました」と自らに重ねてコメント。2位の中森俊介投手も「64層のパイの実、最高です。ボクもまずはストレートで160キロを超える投手を目指したいです」と語った。

(Full-Count編集部)

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