「極限の状態で戦ってる」 SBドラ1高橋、プロの世界で思い知らされたこと

1年目の目標は「1軍で1勝」 胸に刻む「一球一生」の言葉

 新人合同自主トレで左すねの張りを訴えていたソフトバンクのドラフト1位ルーキー高橋純平投手は、キャンプもリハビリからスタート。完治して走れるようになるまで投球はNG。「一日も早く下半身を強化して、キャンプ中にはブルペンに入りたい」と、もどかしい思いを吐露していた。

「選手として強くなるのも大事なんですけど、それ以前にストレッチの時間が足りていないなと自分でも感じています。連戦となると、次の日に疲れを持ち越さないコンディションづくりが大切。一日24時間を上手に使って、次の日に備えないといけないですね」

 ケガをして、まだまだ考え方が甘かったと痛感。しっかり体の土台を作らなければ、その上に技術が乗らない。今は土台を作る大切な時期だと自分に言い聞かせ、毎日のリハビリに励んでいる。

「高校時代も体のことはそれなりに考えていたんですけど、ケガのおかげでさらに考えるようになりました。周りからのアドバイスで吸収することも多く、ケガする前より知識が増えたことはよかったです」

 キャンプイン後は、和田毅投手、武田翔太投手、千賀滉大投手など先輩ピッチャーたちの投球を目の当たりにし、自分が今までいたステージとの差も実感した。

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