負傷しているニューヨークの2選手の状況
ジーター、ハービーの今後の動向
米全国紙USAトゥデーは9日付の紙面で、負傷中のニューヨークの2選手について報じた。
プレーオフ進出争いのまっただ中にあるヤンキースは、主将のデレク・ジーターが7日のレッドソックス戦で昨年11月に骨折した左足首の痛みを訴えて離脱。8日の試合を欠場しており、同紙は少なくても2試合は先発から外れる見通しだと予測している。
CTスキャンの診断結果に異常はなかったものの、ヤンキースはジーターに休養を与えることを望んでいるようだ。ヤンキースのジョー・ジラルディ監督はプレーオフ進出の望みを持ち続けるために、ジーターにはベンチにいるだけでもいいからチームとともに戦い続けてもらいたいと話しているという。
また、メッツでは今季9勝5敗、防御率2・27と大ブレークを果たした24歳の剛腕マット・ハービーが、8月27日に右肘靱帯部分断裂のために故障者リスト(DL)入りした。当初、ルーキーは復帰に1年以上を要する靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)に否定的だったが、同紙は過去に多くの有名スポーツ選手を担当してきた整形外科医のジェームズ・アンドリュー博士の診断を受けることになったとしている。
手術が必要かどうかを判断するために、同博士の意見を仰ぐ見通しだ。メッツのコリンズ監督は8日、ハービー自身が今週中に決断するだろうと明かした。
ジーター、ハービーともにスター選手だけに、今後の動向が注目されている。