【2013年 ダルビッシュ・プレイバック】メジャー最強打線を誇る、タイガース戦後に見せた笑顔の理由

今日は100球くらいからエンジンがかかってきた

――日本では球数については慎重になっていたか?

「全く。毎回120球とか投げてましたから。今日はちょうど100球くらいからエンジンがかかってきました」

――3回にカブレラに決して甘くない球をツーベースにされ、笑っていた。

「投げて、本当にどこにボールが行ったか分からないくらいのすさまじい打球だったので、本当にビックリしたというか。あのコースをあれだけ完璧にとらえるのは彼しかいないと思いました」

――7回以降も投げられると思っていたか?

「いや、もう交代だと思いました」

――マルティネスに10球投げたときはどういう心境だったのか?

「僕も本当に勘弁してくれと思ってましたし、でも、向こうも途中からすごく笑っていたので、最後の打席もそうでしたけど、すごく楽しかったというか、野球人生でもすごく印象に残る対戦だったですね」

――バーランダーが早く交代したのはどう思った?

「どのピッチャーでも良くない日ぐらいはありますから、それは彼がこの日やったというだけで、別に何も思うことはなく、自分は自分のピッチングをしてました」

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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