ヤンキースが田中将大に入札すべき、いくつもの理由
2014年のヤンキースに必要なのは投手と話題
あらゆるメディアが獲得にゴーサインを出している。アメリカのケーブル局ESPNニューヨークの電子版は「ヤンキースは(オーナーの)ハル・スタインブレナーのお金を使うべきか?」と題した記事を掲載し、楽天・田中将大(24)の獲得を猛プッシュした。すでに、ニューヨーク・ポストなどが田中について詳しく報じているが、メディアの間で注目度が沸騰している。
記事は「2014年のヤンキースには投手と話題が必要だ」と書き出している。そして、その2つを提供できるのが田中だという。ヤンキースは、彼が次のダルビッシュ有になるか、それとも次の井川慶になるか、すでに徹底的に調べたとしている。
井川の失敗以来、ブライアン・キャッシュマンGMはポスティングと年俸の両面でダブルパンチを食らうことを警戒。中4日で先発ローテーションを回すアメリカと、中6日で回す日本の違いも指摘してきた。そのためヤンキースは、ダルビッシュを評価していたものの、ポスティング・システムでの入札に本気で参戦しなかった。
しかし、田中は24勝無敗、防御率1・27という強烈な成績を残した。専門家は、田中のスプリットが世界最高だと表現し、ある代理人はメジャーでも先発3、4番手の実力者だと評価している。
ヤンキースが田中に入札する理由はいくつもあるのだ。