セ・パ両リーグの裏でしのぎを削った選手たち
イースタン・ウエスタンリーグの表彰が行われた
プロ野球コンベンションが26日に都内のホテルで開催された。セ・リーグは日本プロ野球初の60号本塁打をマークしたヤクルトのウラディミール・バレンティン(ヤクルト)が史上初めて最下位チームからMVPを獲得。一方、パ・リーグは24勝無敗の田中将大(楽天)がMVPに輝き、表彰された。その他にも各タイトルホルダーや楽天・星野監督、巨人・原監督らが檀上に上がり、華やかな式典となった。
このセ・パ両リーグの表彰に先立ち、同じ会場ではイースタン・リーグ、ウエスタン・リーグの表彰も行われた。1軍の煌びやかな祭典に隠れてしまったが、どのような選手たちがタイトルを獲得したのだろうか。ここで受賞者を紹介したい。
【イースタン・リーグ】
★最優秀防御率
上園啓史(楽天)2.54
★最優秀勝率
今村信貴(巨人).769
★最多勝
藤原良平(西武)11勝
★最多セーブ
松井光介(ヤクルト)18
★首位打者
荒木貴裕(ヤクルト).337
★本塁打王
中川大志(楽天)15本
★打点王
中川大志(楽天)71
★盗塁
加藤翔平(ロッテ)32
★出塁率
荒木貴裕(ヤクルト).410
★リーグ特別表彰
古谷拓哉(ロッテ)
※5月30日の横浜DeNA戦でノーヒットノーランを達成。
【ウエスタン・リーグ】
★最優秀防御率
白仁田寛和(阪神)2.17
★最優秀勝率
白仁田寛和(阪神).714
★最多勝
山中浩史(ソフトバンク)10勝
★最多セーブ
玉置隆(阪神)17
★首位打者
中西健太(ソフトバンク).323
★本塁打王
森田一成(阪神)16本
★打点王
森田一成(阪神)69
★盗塁
牧原大成(ソフトバンク)19
★出塁率
中西健太(ソフトバンク).417
彼らも1軍の選手同様に檀上で表彰を受けた。松井光介らのようなベテランとともに、若い選手たちも必死にしのぎを削っている。近い将来、成績を残して1軍の舞台に立つことができるか。次世代の野球界を牽引する選手がこの中から出てくることに期待したい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count