2014年のプロ野球はどうなる? 最注目の10の事象
今年のプロ野球で注目したい出来事
早くもキャンプインまで1か月をきったプロ野球。ソチ五輪にサッカーブラジルワールドカップと他のスポーツも目白押しだが、野球だって負けていない。今年の野球界は一体どんなことが起きるだろうか。注目したいものを厳選して、紹介したい。
★(1)注目のルーキー・松井裕樹(楽天)、大瀬良大地(広島)の1軍成績は?
昨年は巨人・菅野、楽天・則本といった即戦力新人右腕が活躍。則本は1年目ながら開幕投手に抜擢され、新人王を獲得した。菅野も巨人ではトップタイの13勝を挙げ、今や球界を代表する右腕になった。大卒だけでなく、阪神の藤浪も18歳ながら、先発ローテを回った。高卒でも力があれば、即戦力になれる時代。さて、今年はどうなるか。ドラフト会議で話題をさらった両投手の活躍にキャンプから注目だ。
★(2)帰ってくる松井秀喜。巨人・宮崎キャンプは大フィーバー?
2002年にFA宣言し、アメリカ・メジャーリーグへと旅立った松井秀喜が、同年のキャンプ以来、12年ぶりに宮崎へやってくる。期間限定で臨時コーチを務めることが決まっており、どのような指導をするのかに注目が集まる。また、毎年、長嶋茂雄・巨人終身名誉監督も視察に訪れており、両者が顔をそろえることがあれば、かつて2人がジャイアンツに在籍していたころの熱気が戻ることは間違いない。
★(3)海を渡る田中将大。メジャーデビューで快投を披露できるか
ポスティングシステムでメジャー行きを決断。近日中にも代理人が球団と交渉を持ち、いよいよ移籍球団が決まる。2月中旬にはどのチームも投手陣のキャンプがスタートする。4月頭の開幕カードに果たしてマー君の登板はあるのか。昨年はシーズン24連勝だったが、1年目は一体、どれくらい勝星を挙げるのか。