2014年のプロ野球はどうなる? 最注目の10の事象
ユーキリスが加入する楽天の連覇はあるのか?
★(4)楽天入団の“バリバリ”メジャーリーガー・ユーキリスの活躍は?
昨年のA・ジョーンズに続き、楽天は今年、レッドソックスで4番を務めた経験のあるユーキリスを獲得。好打者であることから、どれだけの成績を残すのか、期待を集めている。選球眼もよく、出塁率も高いことが特徴だ。彼が打席に入るとき「ユ―――――」という低い声でファンは声援を送る。日本でもこのコールが定着するかもしれない。
★(5)安楽智大(済美)、高橋光成(前橋育英)の最後の夏は?
プロ注目、160キロ超えを目指す高校生右腕の安楽と昨夏の優勝投手の高橋の最後の夏。果たして、再び、甲子園のマウンドに帰ってくることができるのか。そのほかにも横浜高校の高浜祐仁ら、プロ注目の選手たちのラストサマーも見逃せない。
★(6)記録樹立翌年のバレンティンの本塁打数は?
王貞治氏、ローズ氏、カブレラの持つシーズン最多の本塁打数55本を抜き去り、前人未到の60本塁打をマークしたヤクルトのバレンティン。今年はどこまでその数字に近づけるのか、それとも上回るのか。
★(7)日本一の楽天の連覇は? リーグ2連覇の巨人はどうなるか
田中将大が抜けた24勝分を楽天はどのように埋めるかが連覇の課題。巨人は日本一を逃した分、戦力補強を十分に行った。他球団より駒は多いが、先発ローテはまだ未確定な部分も多い。大竹、片岡のFA加入組。井端、寺内らによる二塁手争いも激化。この争いが結果的にチーム力の向上につながれば、今年も強いジャイアンツになるだろう。果たしてそれを止めるチームは現れるか。