横浜DeNAの新助っ人・バルディリスが入団会見「日本で引退したいと思っている」

チームの中軸を担う2選手を獲得

 横浜DeNAベイスターズのアーロム・バルディリス内野手(31)とギジェルモ・モスコーソ投手(30)が横浜市内の球団事務所で会見を行い、日本で7シーズン目を迎えるバルディリスが日本プロ野球で現役を終える覚悟を見せた。

「8年間アメリカで野球をして日本に来たが、日本はよく受け入れてくれた。扉を開いてくれた人や国は忘れられない。日本でプレーし続けて日本で引退できればと思っている」

 そう決意を語った同選手は新天地となる横浜の街を気に入った様子で、優勝を目指すことを宣言。日本では阪神で2シーズン、オリックスで4シーズンプレーし、昨季は打率.289、17本塁打、91打点と活躍した。今年は5番打者を務める見通しで、目標の数字こそ掲げなかったものの、「大切なことはベストを出せるように準備をして、しっかり働くこと」と静かに闘志を燃やした。

 また、ベネズエラ出身のモスコーソは「ベイスターズが今優勝に向けてチームを作っているというところにひかれた。そこに貢献できるんじゃないかと思ったのが(入団の)決断の理由」と話し、「チャンスをもらったことに感謝したい」と謙虚に語った。身長185センチの右腕は145キロ前後のストレートにカットボール、カーブ、チェンジアップ、スライダーなどが持ち球。メジャーではタイガースなどで通算13勝を挙げており、高田繁GMは二ケタ勝利を期待した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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