マー君の投球にヤンキース投手陣も熱視線 エース・サバシアも「とても興奮している」
他の先発投手も田中のピッチングに注目
15日にタンパでのスプリングキャンプでヤンキース移籍後初となる練習をした田中将大投手に、チームの先発投手陣も熱視線を浴びせていた。ESPN電子版が報じた。
CC・サバシア、黒田博樹、イバン・ノバとともに、田中がブルペンで投げたのは直球、スライダー、スプリットなど32球。ローテーション1番手となるエース、サバシア投手は「彼のピッチングを見る機会ができて良かった。今まで聞く限り、彼は素晴らしい選手。ヤンキースに加入してくれて本当に興奮している」と語った。
さらに、ローテーションの4番手が予想されるイバン・ノバ投手は「みんな田中の話題をしているから、彼がブルペンで投げる時は私も投げるのをやめて、注目してしまったよ」と話した。
田中のコンディションに注視しているジョー・ジラルディ監督は「田中はどれも全力で投げ込んでいない。入れ込み過ぎているようにも見えない。彼は今日の練習で何に取り組むべきかプランを持っていて、しっかりとこなしているように見える。私は彼と一緒に投げていた他の3選手にも注目している。注意の範囲は広げている。他の選手同様に田中に注目している」とこの日の調整に満足そうな表情を浮かべた。
他の先発陣にもしっかりと目配りしていることを強調し、田中に対するプレッシャーの軽減など先発陣のマンマネジメントも配慮しているようだった。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count