マー君がヤンキースのクラブハウスで受けたカルチャーショックとは?
ジャスティン・ビーバーのような取材攻勢
ヤンキースの田中将大投手がタンパでのスプリングキャンプ2日目となった16日にメジャー移籍後初のカルチャーショックを告白した。米ESPN電子版が報じている。
キャンプでは100人近い報道陣が一挙手一投足を見守り、プライベートではパパラッチの標的になっているマー君だが、記事ではカナダ出身の世界的人気アイドル、ジャスティン・ビーバーのように日夜取材攻勢だと紹介している。
「楽天とヤンキースの注目度を比べるのは難しい。楽天は最近設立された球団。ヤンキースは歴史も伝統もあるので、比較はできない」
地元メディアの取材にこう語った田中は、ピンストライプの名門に身を置くようになったがゆえのフィーバーにも、あまり動揺している様子はないという。ただ、普段から報道陣が溢れかえっているヤンキースのクラブハウスは、田中効果によってかつてないほどごった返している。
そんなクラブハウスで田中はカルチャーショックを受けたという。日本のプロ野球ではロッカールームに報道陣が入ることはないが、メジャーでは通例だ。取材をしている記者の前で選手が裸になり、堂々と着替えもする。「そこは慣れてなかったので、ちょっとショックでした。まあ、問題ありませんが」と田中は語っている。
メディアへの露出を積極的に増やすことがブランド力を高め、ファンサービスにもなるというのがメジャー流。これからも色々な野球文化の違いに、田中は適応していくことになる。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count