ヤンキース田中将大は先発ローテ4番手の構想も浮上
開幕4戦目で開幕を迎えさせるプラン
ヤンキースの田中将大投手(25)のデビューが、開幕4戦目の4月4日・ブルージェイズ戦(トロント・ロジャースセンター)になる可能性が出てきた。地元紙スター・レジャーが伝えた。同紙は「ラリー・ロスチャイルド投手コーチが田中を先発ローテーションの4番手として開幕を迎えさせるプランを持っているようだ」としている。
ロスチャイルド投手コーチは、開幕前に田中に出来るだけ多くの休みを取らせる方針であることをフロリダ州タンパのキャンプ施設で明かしたという。また、投手としてのタイプが似ているとされる黒田博樹と田中を、ローテの2、3番手で続けて投げさせることには否定的な意見も多いが、それはまだ決まっていない5番手がどういうタイプの投手になるかによって、考えるつもりだとしている。
また同コーチは「私たちは、彼がシーズン序盤で多く休みを取ることができようにして、シーズンを通して力強さを保てるように考えるつもりだ」と話している。
ヤンキースの開幕4戦目は4月4日のブルージェイズ戦。チームはその前に、4月1日の開幕戦から敵地ヒューストンでアストロズと3連戦に挑む。もし、田中が4番手となるなら、CC・サバシア、黒田、イバン・ノバに続いて初戦を迎えることになる。
田中は日本で中6日のローテーションをこなしてきたが、ジョー・ジラルディ監督はメジャーでは他の投手と同じように中4日で投げさせることを明言している。ただ、出来るだけ多くの休みはとらせたい方針だという。