田中将大らにとっても不安の種? ヤンキースの内野陣はメジャー最低の評価
投手陣にとって悩みの種になる可能性も
一方、あるヤンキースのスタッフは内野陣について「弱点」と認めながらも、オープン戦やスプリングキャンプで起用されたマイナーリーグの若手を絶賛し、問題ないだろうと見ている。
また、ヤンキース幹部は今季新加入のロバーツ二塁手の打撃を評価しているが、このスカウトは「私には重いバットを振っているように見える」とスイングスピードの遅さまで滅多斬りにしている。
豊富な資金力を背景になりふり構わぬ補強を展開したヤンキースに対する憎らしさから、このスカウトの舌鋒が鋭さを増している可能性はあるが、内野手の補強を怠ったことに対する不安はキャンプ前から指摘されていた。
記事では昨年レッドソックスの優勝に貢献したスティーブン・ドリュー遊撃手がまだフリーエージェントで獲得可能だが、ヤンキースはオファーを出してないことも併記している。
スカウトの読み通りにヤンキースの内野がリーグ最低の状態だとすれば、田中や黒田博樹ら投手陣にとっては大きな悩みの種となるだろう。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count