間もなく開幕するプロ野球 パ6球団の4番打者の仕上がりは?

「Youtube」で日本の投手を研究するオリックス・ベタンコート

【ソフトバンク】

 オリックスから移籍してきた李大浩(イ・デホ)がオープン終盤から開幕に向けて打撃の状態を大きく上げてきた。48打数12安打、打率は2割5分、1本塁打、4打点。秋山監督からフォームの修正のアドバイスを受け、ヒットを量産。3番・内川、5番・長谷川のクリーンアップは、パ・リーグの他球団にとって脅威になる。

【オリックス】

 MLBのブルワーズからFAとなり、入団したメジャー80発男がバファローズの4番候補だ。ベタンコートはオープン戦で43打数10安打。その他にもソフトバンクから移籍したペーニャらも有力候補。「You Tube」などで日本の投手を研究し、毎日勉強している。この日も旧知の友人であるバレンティンから情報収集。補強の多いチームを引っ張っていけるか。

【日本ハム】

 球界を代表するスラッガーに成長してきた中田翔。オープン戦16試合で55打数10安打、3本塁打5打点、打率は1割8分2厘。あまり数字を残せてはいないが、「今はあえて調子を落としている。開幕を見てくれたら分かる」とコメントしており、こちらも課題を持ってスイングを繰り返している。

 全体的に見ると、パ・リーグの主砲たちは開幕へ向けて視界は良好のようだ。迎える本番で、果たして結果を出すことができるか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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