打率5割超えのイチロー不出場で再び貧打の打線に逆戻り 日本が誇る安打製造機への期待は高まるか?
ブレーキとなったアルフォンソ・ソリアーノ
ヤンキースは5日(日本時間6日)の試合でブルージェイズに0-4で完封負けを喫した。先発で6回5安打1失点と好投したマイケル・ピネダを援護できず、2勝3敗と再び負け越し。前日には田中将大投手(25)のデビュー戦で快勝したが、勢いは続かなかった。
最大の違いは、イチロー外野手(40)がいなかったことだ。ここまで打率5割5分6厘と好調だったベテランはローテーションのため先発から外れ、試合展開もアストロズとの開幕2戦目までに逆戻り。散発の7安打に抑えられ、無得点に終わった。
イチローの出場した2試合は計11得点で白星をつかんだが、ほかの3試合は計3得点で敗戦。現時点で、イチローの出場試合は勝率10割だ。
ブレーキとなったのは、イチローと同じ外野手のアルフォンソ・ソリアーノ。この日はレフトで先発。8回2アウト二、三塁と一打逆転のチャンスでは、ベース遥か手前でバウンドした変化球を空振り。三振でチャンスを潰した。ESPNのウォレス・マシューズ記者は「あのボールはソリアーノの3メートル手前でバウンドしていた」とツイッターで嘆いた。
開幕戦から16打席ヒットゼロ。打率0割のソリアーノだが、前向きだ。