“悲運のエース”に大量援護 黒田博樹が約1年ぶりのサポートで2勝目
今後の登板でも打線の奮起に期待
この日珍しく大量援護に恵まれたベテラン右腕は自嘲気味にこう話した。
「勝てたことには満足しないといけないと思いますし、また次の登板に向けてそれをモチベーションとしてやっていける。なかなかこういう展開で勝つというのは経験することがないので、それはそれで割り切って、また次に向けて準備したいと思います」
そして、いかにも黒田らしく「展開的には一番痛い本塁打。いきなり追いつかれてしまったので、展開的には良くない本塁打だったと思います」と2回にA・J・ピアジンスキーに浴びた同点2ランを反省することも忘れなかった。
いい投球を続けていれば、必ずいつかは打線が応えてくれる。これまでの援護のなさを考えれば、こんなものでは到底足りないくらいだろう。今後の登板でも、ヤンキース打線の奮起に期待したいところだ。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count